ハイドロキノンの5%以上のクリームは、化粧品メーカーからも出されていますが、高濃度では、化粧品とは扱い方が違います。

ハイドロキノン5%配合のエルシーノピンポイントクリーム

一度皮膚科医指導の下トレチノイン・ハイドロキノン療法を受けたことがある場合や、4%5%の高濃度クリームの使用経験があり、作用を理解したうえでリピートを希望している人には、軟膏やクリームのみ欲しいという希望は当然出てくると思います。使い方がわかっているのに相談料込みの高い料金でクリームを購入するのは確かに合理的ではありませんよね。

ドクターシーラボでハイドロキノン5%クリーム hc119-5が販売されていましたが、扱い方が難しいせいか、今年販売中止になりました。トレチノインは日本国内では医師の処方以外、販売することが認められていませんが、他メーカーのものなら日本製の5%ハイドロキノンクリームは販売があり、ドクターシーラボのものと同程度の価格で購入が可能です。

こちらのメーカーはできるだけ在庫を持たないなど、特に鮮度に気を使っているようです。都度購入と定期購入があり、定期購入は単品購入の10%割引になります。単品購入を紹介しましたが、鮮度が重要なハイドロキノンクリームなので、1ヶ月で使い切らなければならないですし、既にハイドロキノンの効果を実感されている方は割引のある定期購入もありかと思います。

ハイドロキノンの5%以上のクリーム使用時の経過

人によってハイドロキノンへの反応は様々ですが、高濃度のハイドロキノンクリーム等を使用すると一般的に次のような経過を辿ります。

しばらく使っているとまず皮膚に赤みが出る → シミが赤黒く濃くなる、隠れていたシミが浮き上がることも → 黒くなる・場合によってはほくろのようになることも → 皮むけ → シミの皮膚がはがれ少しシミの薄くなった皮膚が現れる。

これの繰り返してシミを剥がし、薄くして消していきます。

この過程を理解していないと、シミが濃くなった時点でびっくりしてやめてしまったり、10日ほど使って効果がない、と結論づけたりすることになります。

もし自己判断でされる場合は、しっかりリサーチして予備知識をつけてから始められることをおすすめします。

医師に相談せず行う場合、少なくとも使用方法や使用中の疑問点を問い合わせができる国内化粧品メーカーのものを使うのも一案です。